理事長あいさつ
日頃より当基金を支えていただいている皆さまへ、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。おかげさまで当基金は今年度で23年目を迎えました。今年度は、再生可能エネルギーの地産地消と生態系保全をテーマとする2つのプロジェクトが加わり、環境教育など次世代の育成に向けたプログラムがより充実してきております。
昨年開催された第28回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)では、世界の気温上昇を1.5度に抑えるというパリ協定の目標までは隔たりがあり、それに向けた行動と支援が必要であることが強調されました。当基金の活動におきましては、気候変動と生態系の回復・保全(生物多様性)の両面を活動テーマに掲げております。また、私どもコスモエネルギーグループでは、来るべき脱炭素社会を見据えつつ急速なエネルギー転換による影響も考慮しながら、いつの時代も社会の原動力となるエネルギーの安定供給と、関連するサービスの提供を通して、持続的発展(サステナビリティ)の実現をめざしています。
大きな社会課題を考える時でも、自分たちに何ができるかを考え行動する第一歩が重要と考えています。皆さまの貴重な想いを、当基金がしっかりと受け止め、ずっと地球で暮らすために、引き続き活動を推進してまいります。
今後も、皆さまとともに歩んでまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
COSMOエコ基金
理事長
ルゾンカ 典子