COSMO

海の自然環境を学び守る活動(沖縄県)

マングローブの林は多様な生態系も育みます。
宮古島の貴重な自然を学び、次世代につなぐ活動を進めています。

沖縄県

プロジェクトパートナー:特定非営利活動法人 宮古島海の環境ネットワーク

プロジェクトの目的

宮古島の希少な自然を島の人がより深く知ることで保全意識を高め、自らの手で次の世代に引き継いでいくこと。

背景とプロジェクト概要

沖縄県宮古島は美しい砂浜と豊かな自然で多くの人に愛されています。その自然を守るため、これまで砂浜の清掃活動や海洋調査、環境教育に取り組んできました。しかし、観光客が増加するなか、漂着ゴミや不法投棄などの問題も深刻になっており、地元住民が海に親しむ機会を通じて自然の貴重さを知り、発信することが益々大切になっています。
そこで、自然体験や環境教育などを通して地元住民に宮古島の自然をもっと知ってもらい、それを自ら守っていく意識を育んでいきたいと考えています。とくに、次世代を担う子どもたちには環境や自然について自分で体験し考える機会をつくり、併せて子どもたちの指導者も育成します。そうした活動によって、宮古島の自然を島の人々の手で次の世代に引き継いでいくことをめざしています。

年度別月次レポート

2024年10月の進捗報告

10月21日に、宮古島市最大の小学校である平良第一小学校5年生88名に対し、SDGsを学ぶ環境学習プログラムを実施しました。買い物という身近な行動の疑似体験を通して、自分たちの行動がSDGsの様々な目標達成とつながっていることを学びました。また宮古島に生息する貴重な生き物を紹介し、守るべき豊かな自然が残っていることを知ってもらいました。