1月25日に、「ボランティア海岸清掃」を実施しました。
冬場は北東からの季節風により、非常に多くのゴミが海岸に漂着します。特にプラスチック製の漁業用ブイやペットボトルが目立ち、45リットルのゴミ袋333袋相当のゴミを回収しました。同時に分類調査も実施し、どんなゴミがどのくらいあるのかを、参加者と一緒に考える時間をつくりました。
マングローブの林は多様な生態系も育みます。
宮古島の貴重な自然を学び、次世代につなぐ活動を進めています。
プロジェクトパートナー:特定非営利活動法人 宮古島海の環境ネットワーク
宮古島の希少な自然を島の人がより深く知ることで保全意識を高め、自らの手で次の世代に引き継いでいくこと。
沖縄県宮古島は美しい砂浜と豊かな自然で多くの人に愛されています。その自然を守るため、これまで砂浜の清掃活動や海洋調査、環境教育に取り組んできました。しかし、観光客が増加するなか、漂着ゴミや不法投棄などの問題も深刻になっており、地元住民が海に親しむ機会を通じて自然の貴重さを知り、発信することが益々大切になっています。
そこで、自然体験や環境教育などを通して地元住民に宮古島の自然をもっと知ってもらい、それを自ら守っていく意識を育んでいきたいと考えています。とくに、次世代を担う子どもたちには環境や自然について自分で体験し考える機会をつくり、併せて子どもたちの指導者も育成します。そうした活動によって、宮古島の自然を島の人々の手で次の世代に引き継いでいくことをめざしています。