コスモエネルギーグループ企業行動指針

コスモエネルギーグループでは、グループ理念の「持続的発展」を実現するためにすべての役員及び社員が日々の業務においてとるべき行動や守るべき事項を「コスモエネルギーグループ企業行動指針」として定めています。

社会に対する責任と誠実さ、そして高い倫理観を持ち、コスモエネルギーグループで働くすべての社員がこの企業行動指針を実践し、より信頼されるコスモエネルギーグループをめざしています。

コスモエネルギーグループでは、コスモエネルギーグループ企業行動指針の第6章1項の「社会の一員として良識ある行動」の中で、企業倫理の徹底（6-1-1）、社会に対する責任の自覚と行動（6-1-2）、日常生活における法令・社会規範等の遵守（6-1-3）等、様々な項目において、社会の一員として責任と社会的良識をもって誠実に行動することとしています。

当社は、この企業行動指針を推進・実施・確認する組織として、サステナビリティ戦略会議およびサステナビリティコミッティを設置し、企業倫理の確立、コンプライアンス遵守の徹底を図っています。

また当社は、企業行動指針の実践こそがコンプライアンス経営にとって不可欠なことと考えており、企業行動指針の浸透度・理解度・実践度をはかるため、毎年、当社グループ全社員を対象とした「従業員意識調査」を実施し、定期的にモニタリングを行っております。当該調査の結果は社長執行役員を議長とし取締役全員をはじめ独立社外監査等委員も出席するサステナビリティ戦略会議にフィードバックし、企業倫理の意識・実践度向上に向けた施策等について審議・確認しています。

そして、企業倫理に関する問題や事実を通報・相談を受けるための「コスモエネルギーグループ企業倫理相談窓口（企業倫理ヘルプライン）」を社内及び社外に設置しています。

なお、コスモエネルギーグループ企業倫理相談窓口（企業倫理ヘルプライン）では、当社グループの役職員に限らず、取引事業者など当社グループの事業活動に関与するあらゆる者からの相談・通報を受け付けています。

日常業務の小さなルール違反を見逃すことが重大なコンプライアンス違反につながり、これまで築き上げてきた信頼が崩れ、企業価値の失墜を招く可能性があります。

このことをすべての社員に周知し、業務に関連する法令、社内規定などのルールを守るだけでなく、日常のコンプライアンス遵守が重要であり、すべてのステークホルダーの皆様から信頼を得る行動を実践することで、企業価値を向上させていきます。

コスモエネルギーグループでは、コスモエネルギーグループ企業行動指針の第6章3項の「誠実な取引」の中で、接待・贈答の制限（6-3-6）、政治・行政との健全な関係（6-3-7）、贈収賄の禁止（6-3-8）において、公務員への接待・贈答等を行うこと、社会常識・国際的通念の範囲を逸脱した接待・贈答等の授受を禁止しております。

2016年6月、昨今の環境変化を踏まえ、当社グループは贈収賄防止の取り組みを更に進めるため、接待・贈答等に関する基本的な考え方と管理方法を規程として定めました。

この規程は、公務員等への贈収賄防止はもとより、贈収賄と誤解を招く行為を防止することを目的としており、子会社を含む企業グループとして、接待・贈答等の記録管理や承認ルール体制を明確にしたものです。

この中で、社員に対しては、個人的その他不正な取引を目的とした接待・贈答等の授受を固く禁じており、グループ社員一同、一人ひとりが疑惑や不信を招かぬよう誠実に行動することで、社会からより信頼される企業になることをめざしています。