COSMO

コスモエネルギーホールディングス エコ基金

COSMOエコ基金 2024年12月の活動報告をお届けします

COSMOエコ基金が支援するプロジェクトから、2024年12月の活動報告が届きました。

 

COSMOエコ基金は、皆さまのあたたかい支援をもとに、気候変動対応や生態系を守る活動をサポートしています。

COSMOエコ基金について詳しくお知りになりたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

熱帯雨林保全(パプアニューギニア)

12月は野菜の育苗と農家への配布、有機竹炭資材作成、元服役者への養鶏指導、手作り石鹸製品化などを実施しました。竹炭は作成が比較的容易で防虫などに効果を発揮します。養鶏指導では雛の支給とともに方法を指導。雛は購入後2週間が非常に大事な期間で成果を大きく左右しますが、参加者は指導をよく理解していて雛もすくすく成長しています。

南太平洋諸国支援(キリバス)

今年度第3回目の植林を12月14日~15日に実施しました。現地から、両日で24名の青年に参加いただき、2,295本(今年度累計7,792本)の植林が無事終了しました。   

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海を守るために木を植える 森は海の恋人(宮城県)

流域保全活動では、12月17日、18日に倒木の撤去作業や集材、薪割り作業を実施しました。活動エリアの西舞根川流域でも散発的にナラ枯れが確認されています。今後、ドローンを活用してナラ枯れの広がりを確認し、対策を考えていきます。

C.W.ニコル・アファンの森と東松島の森づくり(長野県・宮城県)

アファンの森でも発生しているナラ枯れ。拡大を防ぐために枯れた木の伐採しましたが、伐採しただけではカシノナガキクイムシの拡散を防げません。ナラ枯れ木を割ると、カシノナガキクイムシの幼虫が多く出てきます。木材を乾燥させることによって、キクイムシの駆除ができるため、雪が降る前にナラ枯れ木を割る作業をしました。

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世界遺産 富士山の森を守り再生させよう(静岡県)

12月、厳冬期に入り、参加者を迎えた森づくりは一旦お休みです。次年度に向けた打ち合わせや、2月から始まる北山フィールドでの補植(植樹)作業の準備を進めています。2025年も、富士山の森でたくさんのみなさんとご一緒出来れば嬉しいです!

地域住民で守る神山の里山保全(徳島県)

間伐シーズンの真っ只中です。改築と新築予定の家が一軒ずつあります。そのおうちを建てるご家族にも木の搬出体験をしてもらうことによって、家への愛着を持ってもらえたらなと思っています。12月21日には、隣の佐那河内村の有機生活庵にて、大きな炭焼き釜を使っての竹炭づくりに参加しました。荒れた竹林から切りたての青竹をぎっしりと釜につめこみ焼きました。

人と動物が共生する「安賀彩りの森」(兵庫県)

12月1日に、茅刈り体験ワークショップを行いました。

茅場の保全と資源循環のため、毎年実施しており、今年で7年目になります。ちくさ高原でスタッフ・参加者がかやぶき職人から指導を受けてススキの刈り取りや束ねる作業に取り組みました。刈り取った茅は古民家の軒下で茅干ししました。

竹林を間伐して鎌倉の森を取り戻そう(神奈川県)

12月、正月飾りを創る活動をおこないました。子ども達は、竹や松を組み合わせ、歳の神様をお迎えし、悪いものを祓うというお話を聞いてから、竹林へマダケを取りに行きました。それを切り出し洗って正月飾り創りの開始です。ちょっと難しい斜め切りをした竹を立て、想像力を膨らませて、自分だけの正月飾りを作り上げていきました。

学ぶ、守る、つなぐ、琵琶湖の水(滋賀県)

2024年12月24日から2025年1月4日にかけて、「年越しチャレンジ」と題し、E/SASV Games(ソーラーボート大会)のバーチャルオンライン大会を開催しました。子どもたちを中心に、大人も含め計374艇のエントリーがあり、スピード部門では1位と2位の差が1分しかない熱戦が繰り広げられました。受賞者は2025年8月に琵琶湖で実施するE/SASV Games2025への出場を予定しています。

鳴子温泉の地熱と暮らす(宮城県)

12月21日、20名の参加を得て古川黎明中高が開催する小学生向け公募出前授業に体験教室を提供しました。

高校生の自然科学部員が作成した地熱発電模型をはじめ、温泉熱利用の熱交換などエコ基金で支援を受け用意した器材でデモ実験を行い、日帰り入浴施設の温水を利用したお湯の加温、床暖房についても現場で説明を受けました。

地域エネルギー循環への取り組み(長野県)

12月1日に改修中の古民家「きなさごこち」にて、かやぶき屋根の構造を見学しながらかやぶき職人のお話を聞く会と、縄を綯うワークショップを開催しました。

若き茅葺き職人と、御年97歳の茅葺き職人のお話を通じ、民家の歴史や当時の暮らしを感じることができました。かやぶきの歴史は「縄」の歴史でもあります。縄を綯う作業では参加者皆さんが時間を忘れて手を動かしていました。

海の自然環境を学び守る活動(沖縄県)

12月7日、植物図鑑の作成、編集を手掛ける林将之先生をお招きし、自然体験指導者向け植物観察会を実施しました。亜熱帯の森を歩きながら、植物の生態、方言名の由来、人々の利用法などを教えていただき、時には実を食べてみたり、葉の香りをかいだりしながら、学びの多い観察会となりました。