COSMO

コスモエネルギーグループのめざす未来 Vision 2030 未来を支えるエネルギー、社会を変えるエネルギー、新たな価値を創造する。
コスモエネルギーグループのめざす未来 Vision 2030 未来を支えるエネルギー、社会を変えるエネルギー、新たな価値を創造する。

Vision 2030は、当社のグループ理念と3か年の中期経営計画をつなぐ中長期のビジョンです。

来るべき脱炭素社会を見据えつつ急速なエネルギー転換による弊害も考慮し、いつの時代も社会の原動力となるエネルギーを供給すべく、3つの施策を柱として策定しました。

同時に、第7次連結中期経営計画で掲げたHRX、DX、GXの3つのトランスフォーメーションを通して経営基盤の変革を図り、Vision 2030の実現をめざします。

日本経済新聞電子版タイアップ特集
「Vision 2030」を実現し企業価値を高める

当社が掲げる中長期目標「Vision 2030」をテーマとした経営層のインタビューを3回に分けてご紹介します。

日本経済新聞電子版タイアップ特集 「Vision 2030」を実現し企業価値を高める

当社が掲げる中長期目標「Vision 2030」をテーマとした経営層のインタビューを3回に分けてご紹介します。

施策1

グリーン電力サプライチェーン強化

2030年に向けて、グリーン電力の発電(上流)から販売(下流)までのサプライチェーンを一つにつなげ、強化していきます。脱炭素の流れを進めるとともにエネルギー供給者としての責任を果たし、事業収益の最大化を図ります。

風力発電、グリーンでんきの販売、商用EVの販売、グリーン電力ソリューションサービスの提供など、コスモが既に保有する資産や事業のそれぞれを強化し、つなげます。さらに、蓄電および需給調整機能を構築することで、グリーン電力の価値の最大化を図り、2025年度には80億円、2030年には400億円の経常利益をめざします。

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グリーン電力サプライチェーン強化関連 新着情報

施策 2

次世代エネルギー拡大

脱炭素社会を支える次世代エネルギーの取り組みを推進します。2025年、日本初となる国産SAF(Sustainable Aviation Fuel)の量産化を皮切りに、実現性・事業性を見据えて、水素やバイオディーゼルなどの次世代エネルギーの選択・開発に取り組みます。

国産SAFの供給は、2025年に堺製油所で生産開始予定の廃食用油を原料とする3万KL/年をスタートに、Alcohol to Jet (ATJ)技術の活用などを通して、2030年には30万KL/年をめざします。このほか、FCVトラック向けの水素ステーションの展開(2024年度第1号店開所予定)をはじめとする水素サプライチェーンへの参入などにより、2030年に100億円の経常利益をめざします。

岩谷産業社との資本業務提携

2022年3月に水素事業での協業検討に基本合意し、水素ステーション、エンジニアリング、サプライ チェーン構築の3つの分野での検討を開始しました。2024年4月に資本業務提携を発表、提携推進委員会を設置し、協業の取り組みを強化、加速していきます。

「国内初となる国産SAFの大規模生産実証設備の建設現場写真(大阪府堺製油所)」

本設備では、100%国産の廃食用油を原料とした年間約3万キロリットルのSAF生産を予定しております。2024年度内に完工・運転開始を見込んでおり、現在以下の写真の通り工事を進めております。大阪・関西万博が開催される2025年にSAFの供給を開始する予定です。

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次世代エネルギー拡大関連 新着情報

施策 3

石油事業の競争力強化・低炭素化

今の社会を支えるエネルギーを安全に、かつ安定的に供給する責任を果たすべく、石油事業における競争力を強化すると同時に、低炭素化の取り組みを着実に実現していきます。

石油精製販売、石油開発、石油化学の各事業において、安全を確保したうえで、DXを進めながら高効率化等の施策を推進し、2030年においても1500億円の経常利益をめざします。同時に、事業から排出されるCO2の回収と活用の技術開発や実用化など、低炭素化に繋がる取り組みに邁進します。

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石油事業の競争力強化・低炭素化関連 新着情報

経営基盤の変革

3つのVisionの実現に向けて、経営基盤である人材、情報、環境への取り組みを進めていきます。第7次連結中期経営計画では、人材変革(HRX)、DX、GXを掲げています。

HRXにおいては、会社の原動力たる社員のエンゲージメント指数を一つのKPIにおき(2025年度60ポイント達成)、「人が活き、人を活かす」ための、様々な戦略を進めます。

DXでは、事業環境の変化に対応するビジネスモデル変革を実現するべく、データを活かせる「データ活用コア人材」の創出や(2025年度900名)、企業風土の醸成等に取り組みます。

コスモは、2021年5月に2050年カーボンネットゼロを宣言しました。ネットゼロに向け、GXではロードマップに沿ってGHGの排出削減を進めます。

HRX

人が活き、人を活かす、人材戦略

Vision 2030を実現する人材集団の形成に向けて、「健康」「エンゲージメント」といった人材力の基盤を強固にし、ウェルビーイングを向上するとともに、現状の課題から変革を図ることで事業を推進する人材力を高める「人が活き、人を活かす人材戦略」を推進しています。
第7次中期経営計画では「人材の育成・開発」、「組織風土」、「健康」の各分野においてありたい姿を描き、その実現に向けた具体的な施策にKPIを設定して取り組んでいます。

DX

Digital Capability と Change Management によるビジネスモデル変革

時代に沿ったビジネスモデルの変革を実現するため、データを実際に事業に活用できる「データ活用コア人材」を900名創出します。エネルギー供給者として、デジタルプラント化や石油サプライチェーンの最適化など、デジタルを活用した既存事業の競争力強化に取り組みながら、既存・新規のデータを活用し、コミュニティ・イネイブラーとして、新しい事業価値を創造していきます。

関連ページ

GX

カーボンネットゼロに向けたロードマップ実現

第7次連結中期経営計画の発表に際して、コスモエネルギーグループはカーボンネットゼロ宣言の対象をサプライチェーン全体に拡大し、Scope3まで含めました。これを実現するには経営全体のトランスフォーメーションが不可欠となることから、GXを戦略軸の一つに据え、直接削減と削減貢献の両軸で取り組み、GHG排出量(Scope1+2)を2030年に13年比 30%削減、2050年にはScope3を含むネットゼロ実現をめざします。

About Vision 2030

エネルギー業界はいま、大きな変革期にあります。​ そのなかで、先達が築いてきた有形・無形の資産を受け継ぎつつ、新たな時代を見据え、今までの延長線上ではない新しい成長の原動力を生み出し、我々の理念である「調和と共生」、そして「持続的な成長」を実現するために、2023年春、第7次連結中期経営計画と、その少し先のありたい姿を描いたVision 2030を公表しました。​ ステークホルダーの皆さまからの信頼に応えられるよう全力を尽くしてまいります。​ これからの成長に、ぜひご期待ください。

代表取締役社長 社長執行役員

山田 茂

About Vision 2030

エネルギー業界はいま、大きな変革期にあります。​
そのなかで、先達が築いてきた有形・無形の資産を受け継ぎつつ、新たな時代を見据え、今までの延長線上ではない新しい成長の原動力を生み出し、我々の理念である「調和と共生」、そして「持続的な成長」を実現するために、2023年春、第7次連結中期経営計画と、その少し先のありたい姿を描いたVision 2030を公表しました。​
ステークホルダーの皆さまからの信頼に応えられるよう全力を尽くしてまいります。​
これからの成長に、ぜひご期待ください。​

 

代表取締役社長 社長執行役員
山田 茂

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