コスモエネルギーグループ初となる、廃棄物発電による電力供給開始~藤沢市の87の公共施設に提供し地産地消を推進~
2024年4月10日
コスモ石油マーケティング株式会社
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コスモエネルギーソリューションズ株式会社
コスモ石油マーケティング株式会社(代表取締役社長:森山 幸二、以下「コスモ石油マーケティング」)とコスモエネルギーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:髙山 直樹、以下「コスモエネルギーソリューションズ」)は、藤沢市(市長:鈴木 恒夫)の北部環境事業所の廃棄物処理時に発電する電力を、藤沢市本庁舎や市立小中学校等87施設へ2024年4月1日から供給開始しました。
廃棄物発電とは、廃棄物の焼却時に発生する熱を利用して蒸気を作り出し、タービン(熱エネルギーを運動エネルギーに変換する装置)を回すことで電力を得る手法です。廃棄物の再利用によって資源の有効活用に繋がり、地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を削減することができます。
本契約では、藤沢市北部環境事業所(発電出力8,440kW)で廃棄物(ゴミ)処理により発電した余剰電力をコスモエネルギーソリューションズが買い取り、藤沢市の公共施設に供給を行います。市内の家庭や事業所、公共施設等から回収された廃棄物を、CO2排出量ゼロの電気(※1)に生まれ変わらせることができます。また、地元で有効活用される電力の地産地消を推進する取り組みです。
【本事業のスキーム】
藤沢市は、2021年(令和3年)「藤沢市気候非常事態宣言」を表明し、この柱のひとつとして2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロをめざす目標を掲げています。
今回の契約は、この目標に資する取り組みであり、コスモ石油マーケティングの商品「コスモ・ゼロカボソリューション」(※2)導入の一環として、地域特約店様と一体となり提案を行ってきた成果の一つです。
今後も、コスモ石油マーケティングならびにコスモエネルギーソリューションズは自治体や企業の皆さまの環境負荷軽減を支援し、脱炭素社会の実現に向け、さまざまな取り組みを継続してまいります。
※1: CO2排出ゼロの電気とは小売供給に係る調整後の二酸化炭素排出係数が1kWhあたり「0t-CO2」の電力です。
※2: コスモ・ゼロカボソリューションについて
URL:https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/information/press/2021/210915-1.html
【本契約の概要】
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 蒔田
cosmo_pr@cosmo-oil.co.jp