COSMO

プレスリリース コスモエネルギーホールディングス

千葉地区エチレン生産最適化に関するお知らせ

2025年4月1日

コスモエネルギーホールディングス株式会社

丸善石油化学株式会社

住友化学株式会社

 

コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 茂、以下「コスモエネルギーホールディングス」)のグループ会社である丸善石油化学株式会社(代表取締役社長:舟橋 克之 、以下「丸善石油化学」)と住友化学株式会社(社長執行役員:水戸 信彰、以下「住友化学」)は、このたび下記の通りお知らせいたします。

 

 

2024年10月28日に公表した通り(※)、丸善石油化学と住友化学は検討を進めてまいりました。今般、丸善石油化学は2026年度を目途に自社エチレン製造装置を停止し、両社の合弁会社である京葉エチレンに生産を集約することで、両社は京葉エチレンの稼働率と競争力を更に高めていくことに合意しました。

 

わが国の石油化学産業において、中国での大型装置の新設・増強による世界的な供給過剰及び国内エチレン需要の減少といった厳しい事業環境により、日本のエチレン製造装置は低稼働が続いております。加えて、カーボンネットゼロを実現するためのグリーントランスフォーメーション(GX)への積極的な参画・貢献が求められております。

 

このような背景のもと、丸善石油化学と住友化学は、必要なコストを両社で合理的に負担するという考え方を基本として千葉地区エチレン生産最適化に取り組み、日本で最新かつ最大のエチレン製造装置である京葉エチレンの稼働率向上、固定費削減及びCO2排出量削減を通じて、コンビナートの競争力維持発展及びGXへの対応を進めてまいります。

 

以上

 

<千葉地区エチレン生産最適化について>

(1)最適化時期の目途:2026年度
(2)最適化の方法:丸善石油化学が自社エチレン製造装置を停止し、
 京葉エチレンへ集約
(3)京葉エチレン出資比率:現状から変更無し(丸善石油化学55%、住友化学45%)

【千葉地区エチレン生産最適化のイメージ】

千葉地区エチレン生産最適化のイメージ

(ご参考)

【丸善石油化学 千葉工場 エチレン装置の概要】

操業開始年月 1969年4月
エチレン生産能力

525千t/年

480千t/年(定期修理年ベース)

【京葉エチレンの概要】

社名京葉エチレン株式会社
出資金6,000百万円
出資比率丸善石油化学55%、住友化学45%
設立年月1991年9月
操業開始年月 1994年12月
エチレン生産能力

768千t/年

690千t/年(定期修理年ベース)

 

※関連リリース

2024年10月28日付 コスモエネルギーホールディングス・丸善石油化学共同リリース

「エチレン生産最適化の検討開始について」

https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/information/press/2024/241028-01.html

2024年10月28日付 住友化学リリース

「京葉エチレンにおける製品引取比率変更を含む抜本的運営最適化の検討開始について」

https://www.sumitomo-chem.co.jp/news/detail/20241028.html

 

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【本件に関するお問い合わせ先】

コスモエネルギーホールディングス株式会社

コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 蒔田

cosmo_pr@cosmo-oil.co.jp

 

住友化学株式会社

コーポレートコミュニケーション部 

https://www.sumitomo-chem.co.jp/contact/public/