ダボス会議のアフィリエイト プログラム セッションに当社CDOがパネリストとして登壇
2024年1月31日
コスモエネルギーホールディングス株式会社
スイス ダボスにて開催された世界経済フォーラムの年次総会(通称:ダボス会議)において、コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 茂、以下「当社」)の常務執行役員CDOルゾンカ典子が、現地時間 1月 17 日(水)に行われた Cognite 社主催のアフィリエイト プログラム セッション “Trustworthy Generative AI for Autonomous Industry.(装置産業に必要な信頼価値の高い生成 AI と は )” にパネリストとして登壇しました。
これは、産業用ソフトウェアの世界的なリーダーであるCognite社がダボス会場にて開催したもので、ルゾンカの他、Aker BP のCDO Paula Doyle氏、Kyoto グループのCEO Camilla Nilsson氏、Cogniteの共同創業者兼CSOであるJohn Markus Lervik氏がAIの信頼性や社会的影響、また各分野における実装実例や課題について議論しました。
当社グループは、2023年から、石油・石油化学事業における収益力と競争力確保のため、コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公)および丸善石油化学株式会社(代表取締役社長:馬場 稔温)にデータプラットフォーム基盤として「Cognite Data Fusion®️」を採用しており、セッションの中でルゾンカは、当社グループがめざす「生成AIによるデジタルツイン構想」などの取り組みを紹介し、「当初はどこから手を付けて良いか分からなかったが、変革に意欲のある人を中心に取り組みを進めている」という点に言及するとともに、生成AIをどのように事業成長に生かしていくかとの問いに対し、「製油所や工場でのノウハウ継承は、通常は時間がかかる上に守りの視点が中心となるが、AIを用いることで年単位での時間短縮を実現でき、さらに攻めの姿勢に変えることができる」と語りました。
当社は、企業価値向上のため、Vision 2030「未来を変えるエネルギー、社会を支えるエネルギー、新たな価値を創造する。」を掲げ、グリーン電力サプライチェーン強化、次世代エネルギー拡大、石油事業の競争力強化/低炭素化の実現に取り組んでいます。 また、第7次連結中期経営計画『Oil & New ~Next Stage~』における経営基盤変革の3本柱(HRX, DX, GX)のひとつとしてDXを位置づけ、Digital CapabilityとChange Managementによるビジネスモデル変革をルゾンカのリーダーシップの下、積極的に取り組んでいます。
なお、同イベントは、Cognite社のHPにて収録ビデオ(英語のみ)をご覧いただけます。
(左から、John Markus Lervik氏、Paula Doyle氏、ルゾンカ典子、Camilla Nilsson氏)
【本件に関するお問い合わせ先】
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 蒔田
cosmo_pr@cosmo-oil.co.jp