2018年度入社式の開催について
2018年4月2日
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:桐山 浩)は、2018年度の入社式を本日開催しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
日時 | 2018年4月2日(月曜日) 午前10時より |
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場所 | コスモエネルギーホールディングス株式会社 本社会議室 |
新入社員 | 基幹職29名 技能職33名 計62名 |
<<桐山 浩社長挨拶要旨>>
コスモエネルギーグループへの入社おめでとうございます。会社を代表して、本日社会人生活をスタートさせた皆さんを、心より歓迎します。
皆さんはまだ、学生の経験、学生の価値観しか知りません。テストの点数を基準に評価され、答えのある問題を早く正確に答える能力をもって、優秀とされてきました。しかし、社会人になると、はるかに多様な価値観をもとに行動することが求められます。これから実際に仕事をしていく中では、明確な正解がないことも多くあります。どこに問題があるかも自ら見つけ出さなくてはなりません。問題を発見する能力こそ、皆さんに最も求められることです。
これから皆さんは、仕事を通じて、様々な事を学んでいくことになります。「学ぶ」は「真似る」 を語源にします。まずは真似してみて下さい。疑問に感じることもあるかもしれませんが、進めていく中で答えが見つかる時が来ると思います。最後まで残った疑問は、是非周囲に投げかけてみて下さい。新しく入社した皆さんが、個性を活かして活躍し、会社を変革してくれることを期待しています。
さて、コスモエネルギーグループは、石油開発、石油精製、石油販売を中核事業とし、石油化学、風力発電等の子会社も持つ、幅広く事業を展開しているエネルギー企業です。本日より、新しい中期経営計画がスタートします。Oil&New2022と呼ぶ、2018年から2022年までの5ヵ年計画です。長期的な視点では、地球温暖化問題の高まりを受け、電気自動車の普及など、石油の需要減少も予見されています。長期的には、石油事業に加え、再生可能エネルギー事業を新しい事業の柱とする方針を決めました。
しかしながら、新しい中計では、あくまで石油開発と石油精製販売の中核3社がグループの収益の柱になります。石油は地球がくれた贈り物です。こんなに優れたエネルギーは他にはありません。液体で可搬性にとみ、エネルギー密度が高い特徴があります。現在の産業革命以来の発展を支えてきたのは石油です。まだまだ将来に渡り、重要なエネルギーであり続けます。残念な事にCO2の問題も発生させる為、ある部分では代替が進むと思いますが、ジェット燃料やディーゼル等、なかなか代替が見込めない油種もたくさんあります。大切に使っていかなければなりません。
一方で、新しい事業の柱の為の投資もしていきます。風力発電事業です。現在、陸上の風力発電設備が建設できる土地が徐々に少なくなり、洋上風力のステージとなってきました。洋上風力のリーディングカンパニーとなるべく取り組んでいきたいと思います。
これから将来、想像も出来ない未来が待っていると思います。特に、AIの能力が爆発的な進化を遂げて人間の知能を超え、広く社会に普及するシンギュラリティに到達すると、我々の生活が一変すると言われています。我々は常にビジネスモデルを検証し、我々も社会と共に変革していかねばなりません。若い世代に期待しています。変革の時代にこそ、若い力を発揮してください。
そして最後になりますが、コスモエネルギーグループの社員であるということに誇りを持って、常にコスモらしく高潔であって欲しいということをお願いして、私の歓迎の挨拶とします。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報・ブランド戦略グループ 多村・増田
電話 03-3798-3101 FAX 03-3798-3841