供給体制の再構築について
2018年3月20日
コスモ石油株式会社
コスモ石油株式会社(代表取締役社長:小林久志、以下:当社)は、千葉製油所の第1常圧蒸留装置の廃棄をもってエネルギー供給構造高度化法一次告示、四日市製油所の常圧蒸留装置1基の停止を二次告示への対応としておりましたが、以下のとおり変更することとし、原油等の有効利用目的達成計画書の変更」の届を経済産業省へ提出し、受理されましたのでお知らせ致します。
一次告示への対応:四日市製油所の第5常圧蒸留装置の廃棄
二次告示への対応:常圧蒸留装置の公称能力の削減
1.変更の背景
当社は、JXTGエネルギー株式会社(代表取締役社長:杉森 務)と、当社千葉製油所とJXTGエネルギー株式会社千葉製油所を結ぶパイプラインが完成した後(2018年2月に完成)、精製設備を一元化した場合に当社が現在所有する第1常圧蒸留装置を廃棄し、この対応をもってエネルギー供給構造高度化法一次告示の対応としておりました(既報)。
しかしながら、両社を取り巻く環境が大きく変化したため、精製設備を一元化せずに千葉製油所第1常圧蒸留装置の稼働を継続させた上でパイプラインを最大活用し、京葉精製共同事業合同会社(社長:武 健太郎)を継続して共同事業を推進させシナジーを追求することが、両社にとって最良であるとの結論に至りました。
2.実施時期
2018年3月31日(土曜日)
3.内容
単位:バレル/日
製油所名 | 装置名称 | 現状 | 変更後 |
千葉製油所 | 第1常圧蒸留装置 | 75,000 | 75,000 |
第2常圧蒸留装置 | 102,000 | 102,000 | |
原油処理能力 合計 | 177,000 | 177,000 | |
四日市製油所 | 第5常圧蒸留装置 | 停止 | 廃棄 |
第6常圧蒸留装置 | 86,000 | 86,000 | |
原油処理能力 合計 | 86,000 | 86,000 | |
堺製油所 | 常圧蒸留装置 | 100,000 | 100,000 |
合計 | 363,000 | 363,000 |
※事業提携に基づき、別途昭和シェル石油より37,000バレル/日相当の製品、半製品の供給を受けております。
(1バレル≒159リットル)
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報室 青井・増田
電話 03-3798-3101 FAX 03-3798-3841