ラファン第2製油所の生産開始について
2016年12月26日
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:森川 桂造)と出光興産株式会社(代表取締役社長:月岡 隆)、丸紅株式会社(代表取締役社長:國分 文也)、三井物産株式会社(代表取締役社長:安永 竜夫)の4社は、カタール国営石油会社、フランスのトタール社とともにラファン・リファイナリー2株式会社へ出資をしておりますが、この度、2014年4月に着工したラファン第2製油所(以下、当製油所)が完成し、生産を開始しましたので、以下の通りご報告いたします。
当製油所は、2009年より操業を開始したラファン第1製油所(以下、第1製油所 処理量:日量14万6千バレル)に隣接し、日量14万6千バレルの処理量を予定しています。両製油所では、カタール国の戦略に沿い、ノース・フィールド天然ガス田(※)から産出されるコンデンセートを、付加価値を高めるために精製し、石油製品として国内外に出荷してまいります。
※カタール国が所有する天然ガス田で、単一構造のものとしては世界最大級の埋蔵量
当製油所では、軽油深度脱硫装置を新設し、生産された低硫黄軽油はカタール国内向けにも販売され、同国で使用される軽油の環境負荷軽減に寄与するとともに、今後、両製油所では、脱硫装置や出荷設備等を共有することで、操業の効率化を図ってまいります。
当社は、1970年代よりカタール国と原油取引があり、カタール石油開発株式会社(当社グループ出資比率75%)と合同石油開発株式会社(当社グループ出資比率45%)を通じて原油開発・生産事業を行ってまいりました。今後は両製油所での精製事業を通じて、カタール国との関係をより強固なものとし、当該国における事業をさらに発展させてまいります。
【ラファン・リファイナリー2株式会社】
1.設立年月 | 2014年10月 | |
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2.所在地 | カタール国ドーハ | |
3.代表者 | Sheikh Khalid Bin Khalifa Al-Thani, CEO | |
4.ラファン第2製油所建設費用 | 約15億米ドル | |
5.出資比率 | カタール・ペトロリアム社 | 84% |
トタール社 | 10% | |
出光興産 | 2% | |
コスモエネルギーホールディングス | 2% | |
丸紅 | 1% | |
三井物産 | 1% |
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
コスモエネルギーホールディングス株式会社 グループ経営企画ユニット
コーポレートコミュニケーション部 広報室 潮田
電話 03-3798-3101 FAX 03-3798-3841