2016年度入社式の開催について
2016年4月1日
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:森川桂造)は、2016年度の入社式を本日開催しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
日時 | 2016年4月1日(金曜日) 午前10時より |
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場所 | コスモエネルギーホールディングス株式会社 本社会議室 |
新入社員 | 基幹職28名 技能職23名 計51名 |
<<森川桂造社長挨拶要旨>>
皆さん、コスモエネルギーグループへの入社おめでとうございます。皆さんを心から歓迎いたします。
そして、皆さんのこれからの活躍に大いに期待します。
さて、皆さんはコスモの門を叩き、そしてドアが開けられ、今日からコスモという会社、職場をベースとして新しい人生がスタートします。季節は春、まさに出発の時です。皆さんの出発に際し、今日は私から二つの事をお話しします。
一つ目は、「コスモエネルギーグループで働くことの意味・意義」をしっかりと理解することです。
コスモエネルギーグループは、人々の命と暮らしを守る製品を取り扱っています。必需品として余りにも日々の暮らしに深く入り込んでいるため、時にはその重要性に気づきません。神戸や東北などの大災害時に、改めてその事に気づくのが現実です。
必要な物資や人を運ぶのに欠かせないガソリンや軽油、煮炊きや暖房、照明に役立つ灯油やLPガス、これらの石油燃料が、あの大災害時に人々の命をつなぎました。その役割の重要性は現在も同じです。
さらに、飛行機や船の燃料のみならず、衣服やペットボトル、タイヤ、サッカーボールなども、ナフサという石油製品を原料としており、人々の安定した幸福な日常生活の必需品を扱っているのが、コスモエネルギーグループです。
従って、コスモエネルギーグループで働くこと自体が、人々や社会に大きな貢献をすることを意味します。
そして、コスモエネルギーグループは社会の中に存在を許されている経済組織であり、適正な利益を上げて、それを我々のステークホルダーである顧客、株主、従業員、取引相手先、地元住民や行政に還元していかねばなりません。
仕事においては世のため人のため、プライベートでは肉体的、精神的休息をしっかり取って安定したメリハリのある毎日を送って欲しい、いわゆるメディアでもよく取り上げられているワークライフバランスを 実行して欲しいと願います。
二つ目は、皆さんがこれから「与えられる仕事に全力で体当たり」することです。
みなさん一人ひとりが持つ能力や適性に対する評価は会社の中でまだ定まっていません。そして、研修を終えて配属される職場は自分の意志や希望にかなったところではないかも知れません。しかし、今の時期に最も大切なことは、与えられる環境の中で、皆さんが目の前の仕事に誠実に、精一杯全力で体当たりすることです。
皆さんは王貞治氏をご存知ですか。今、プロ野球ソフトバンクホークスの会長をしていますが、彼はかつて甲子園のマウンドを踏み、一流投手として巨人に入団しました。しかしキャンプで投手失格を宣言されて、打者への転向を命令されました。その時王選手は、がっかりはしたものの、打者として球団の期待に応えようと思い切り、その日から体当たりで練習に取り組みました。結果は868本のホームラン、そして長期間打者、野手として栄光を勝ち取りました。王氏自身が「もし投手に固執していたら、短い投手生活だったろう」と言っています。
皆さん、まずは与えられる職場、仕事に全力投球、体当たりでぶつかってみて下さい。そして、誠実に謙虚に且つ積極的に上司や先輩の指導、アドバイスを受けてみて下さい。
人生は長いようで短いものです。100歳まで生きても36,500日しかありません。時間にして876,000時間。秒なら約32億秒の人生です。決して大きな数字ではありません。
昨日起こったことを苦にしたり、明日のことを思いわずらい、今日という大切な一日をだらだらと過ごしてはなりません。
最後になりますが、皆さんがこれからコスモエネルギーグループのメンバーの一員として、一日一日を光輝いた顔で、精一杯仕事に体当たりしてくれることを願って、私の歓迎の挨拶といたします。
本日はおめでとうございました。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報室 潮田・高田
電話 03-3798-3101 FAX 03-3798-3841