2016年 森川社長 年頭挨拶要旨
2016年1月4日
コスモエネルギーホールディングス株式会社
1月4日、コスモエネルギーホールディングス株式会社の本社にて行いました、代表取締役社長森川桂造の年頭挨拶要旨を以下の通り、お知らせします。
<<森川社長挨拶要旨>>
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
皆さんがこうして元気はつらつと顔を揃え、仕事始めを迎えることができることを大変嬉しく思います。
そして今年は皆さんもご承知のように、創業三十周年の記念すべき年に当たります。創業三十周年の記念の年だから頑張ろうと言うのではありませんが、ぜひ良い結果を残してこの年を飾りたいと、切に希望いたします。
中国の古い言葉に「創業は易く、守成は難し」という格言があります。即ち、事業を始めるよりそれを維持することの方が大変という意味ですが、昨今の我々の業界の動きを見ると、正に的を射た表現だと思います。
振り返って見ますと、昨年は我々の業界にとって、大きな変化が訪れた一年でした。出光興産/昭和シェル石油、JXグループ/東燃ゼネラル石油の経営統合が発表され、マスコミを始めとして、業界三社体制の始まりを報道、中には「コスモはどこに向かうのか」などの記事も目にしました。
昨年十二月初旬の「コスモエネルギーグループの皆さんへ」と題した私のメッセージをもう一度是非、新年にあたって読み返していただくよう、お願いします。
主旨を三つにまとめますと、以下の通りです。
- 業界は三社体制となり、経営統合の二社は、今後益々合理化・効率化の動きを加速させ、コスト競争力の強化に努めるものと思われます。
- 当社グループの現状の財務体質や収益力の劣後性はすぐに解消しませんが、柔軟かつスピーディな決断力・実行力で、この難局を乗り切ることは可能です。
- 従って、今進めている取り組みを加速させながら、もう一度我々グループのサプライチェーン等をすべて一から見直し、事業の選択と集中、資産のスリム化と効率化、達成手段として事業ごと地域ごとのアライアンスの推進を、他社を上回るスピードで実行する必要があります。
まさに、コスモエネルギーグループの未来は皆さん一人一人の実行力にかかっています。原油価格や為替など我々の手の届かない要因がもたらす困難に対しては、組織を超えた全員の結集力で乗り切る以外に道はありません。今年も全員でベストを尽くしましょう。
最後になりますが、皆さんにおかれましては、今年一年、安全第一・健康第一で邁進していただくことをお願いして、新年の挨拶といたします。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
コスモエネルギーホールディングス株式会社 グループ経営企画ユニット
コーポレートコミュニケーション部 広報室 潮田・木村
電話 03-3798-3101 FAX 03-3798-3841